夏のダメージ残さない!

秋枯れ肌チェック&対策法

年々厳しくなる暑さに耐え忍んだ肌は大きなダメージが蓄積されているもの。
このまま何のケアもしないまま秋を迎えると、肌の衰えが一気に加速するかも…!
今号ではそんな秋枯れ肌チェック&対策法についてご紹介します。

秋枯れ肌って何?

夏は紫外線など肌に厳しい環境が続きます。
それが蓄積すると、肌のターンオーバーが乱れ角質肥厚が目立ち、古い角質が肌に残る状態に。
角層が厚くなるほど肌のザラつき、くすみ、乾燥、などさまざまな肌トラブルを引き起こします。
この状態が秋頃に出始めるため、秋枯れ肌と呼ばれています。

秋枯れ肌

こんな症状は、秋枯れ肌!

まずは、自分の肌がゆらぎ肌になっていないかチェック。
3つ以上当てはまるほど、ゆらぎ肌の可能性大…!

乾燥
洗顔後に突っ張った感じがするのは肌が乾燥している!
ごわつき
顔を触った質感がザラザラ、肌に硬さがある!
くすみ
鏡を見た時になんだか顔が疲れている感じがする!
ニキビや吹き出もの
昨晩まではなかったニキビや吹き出ものが多発する!
小ジワの増加
ファンデーションを塗った時にシワが目立つ!
肌の赤み
化粧水をつけるといつもよりヒリヒリする!

秋枯れ肌になる5大原因

  • 夏の強い紫外線
  • 冷房による肌の乾燥
  • 室内外の気温差による自律神経の乱れ
  • 大量の汗で水分不足
  • 冷たい飲み物などによる体の冷え

夏は紫外線だけでなく、室内外の気温差で自律神経も乱れやすいです。
また、汗をたくさんかくことで肌内部の水分が不足していること、冷たい飲み物を摂取したり、シャワーで入浴を済ませるという生活習慣から慢性的な体の冷えを引き起こしやすい環境に。

秋枯れ肌

秋枯れ肌セルフチェックリスト

一番チェックの多い項目があなたの秋枯れ肌タイプ!

秋枯れ肌セルフチェックリスト

TYPEA

  • 日中に乾燥を感じる
  • 夏でも皮脂が気にならない
  • 目元、口元にシワが出来やすい
  • 冷え性だ
  • 気づけば顔がくすんでいる

TYPEA乾燥肌秋枯れ肌さん

乾燥肌

肌が突っ張ったような感覚を感じ、夏の時期でも皮脂でテカることがない方は乾燥肌さん。
皮脂量も少ない肌質に加えて、紫外線ダメージや冷房の風によって肌のバリア機能がさらに低下している状態に。

TYPEB

  • 部分的な乾燥が気になる
  • 全体もしくは部分的に皮脂でテカる
  • Tゾーンまわりに吹き出ものが出来やすい
  • 毛穴が目立つ
  • 冷房の効いた室内にいることが多い

TYPEBインナードライ秋枯れ肌さん

インナードライ

脂性肌と誤解しやすいですが、実は水分が足りていないインナードライさん。
乾燥とテカリが混合されているのが特徴的です。空調のキツい場所に長時間いるとインナードライになりやすいので注意!

TYPEC

  • ほほに赤みが出る
  • 汗をかきやすい体質
  • 顔が火照りやすい
  • 汗でベースメイクが落ちやすい
  • 屋外にいる時間が長い

TYPEC紫外線ダメージ秋枯れ肌さん

紫外線ダメージ

汗っかきタイプさんは朝に塗ったUVクリームがすぐに落ちてしまって、いつの間にか紫外線ダメージを受けている傾向が…。
また、終日外にいる環境が多い方も知らず知らずに肌が炎症しているかも。

各タイプ別 秋枯れ肌対処法

TYPEAの乾燥肌さんは
保湿ケアをしっかり!

乾燥肌さんはまず保湿ケアを徹底的に行ないましょう。
毎日のスキンケアも保水力の高い成分が配合されているものに切り替えて。
また、ふだんのお手入れにパックを加えて、角質の補修を。

TYPEBのインナードライさんは
洗顔ケアを正しいものに!

汚れや皮脂が十分に落ちきれていないとインナードライの原因に。
逆に洗浄力が強いクレンジングは必要な皮脂まで落とすので注意!
肌に優しいクレンジングで正しい洗顔を心がけましょう。

TYPECの紫外線ダメージさんは
紫外線&炎症ケアを丁寧に!

すでに炎症している肌は敏感肌用のスキンケアで優しく。
保湿アイテムを冷やしながら炎症を抑え、丁寧に保湿ケアをしましょう。また、UVケアはこまめを意識して。

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地味にしんどい…心とカラダの秋バテ対策!

肌の調子が悪くなる秋枯れ肌にともない、「カラダがだるい」や「疲れが取れない」といった症状があるならそれはもしかすると秋バテかも…!

どうして寒暖差が激しいと
自律神経が乱れるの?

カラダは気温や気圧に応じて最適な体温調節を行なうため、カラダの内側で交感神経と副交感神経を活発に働かせています。しかし、気温差や気圧の変化が激しいと、カラダの体温調節をまかなうのに大きなエネルギーを消費し、それが結果としてカラダがだるいという不調の元になっています。

自律神経の乱れは、
生活習慣の見直しで改善!

気候や気圧などの影響は大きいですが、生活習慣を少し見直すだけで自律神経の乱れは改善されます。ふだんあまり意識していなかった慣習を振り返り、自律神経を整えていきましょう。

自律神経が乱れるNG週間

  • 冷えた食べ物・飲み物を摂取する

    胃腸の負担が大きく、消化機能が衰え自律神経が乱れる原因に

  • 室内外の気温差が5度以上ある

    寒暖差が5度以上あるとエネルギー消費が大きくなって疲れる

  • 40度以上の熱めのシャワー入浴

    交感神経が活発に働くため、夜の入浴で熱いお湯・シャワーを避けたほうが良い

  • 運動は週1以下

    副交感神経の働きが悪くなり、イライラしやすくなる

自律神経を
整える
新ルーティン

  1. 少し早起きをして
    朝のさんぽに
    出かける

    1日の始まりには太陽をしっかり浴びて、適度な運動を。

  2. 寒暖差対策用に
    上着を常備する

    秋は気温差に見舞われるので
    上着は忘れずに。

  3. 38度のぬるま湯に
    15~20分ほど入浴

    じっくりと浸かることで、
    じんわり体の芯から温まる

  4. 旬の食材で
    適切な栄養素を摂取

    その季節に採れる食材は、その時期のカラダに必要な栄養素が含まれている

  5. おやすみ前にハーブティでカラダを温める

    リラックス効果のあるハーブティで体と心を温め、リラックス。