夏のダメージ、蓄積し続けたらキケン！

"秋枯れ肌"チェック＆対策

気候も安定して、ようやく過ごしやすくなる秋。
紫外線や湿度も夏より弱まって、肌にとっても穏やかな日々。
ですが、油断するのはとってもキケン！
夏に受けた肌ダメージが秋の季節にあらわれる「秋枯れ肌」が続出しています。
今回は、秋枯れ肌チェックと冬に向けての肌対策をご紹介。

秋枯れ肌って？

秋のはじめ頃に、肌の乾燥、シミ、シワ、たるみ、くすみなどの肌トラブルが著しくあらわれることを「秋枯れ肌」と言います。
夏に受けたダメージが肌内部に蓄積して、秋を迎える時期に表層化していることが原因。

秋枯れ肌が生まれる負のスパイラル

  • 紫外線ダメージ

    一年中降り注ぐ紫外線ですが、夏の紫外線は強度が高くて肌への刺激も強い。

  • 生活習慣の乱れ

    暑さによって冷たい飲食物を摂取する、冷房の効いた部屋で長時間過ごすなど体の冷え・むくみを引き起こす。また、湿度が高いと保湿ケアを怠る人も多い。

  • バリア機能の低下

    紫外線ダメージ、保湿ケアの怠り、生活習慣の乱れによって、肌を守る役割の皮脂膜やNMF、細胞間脂質の機能が低下。肌内部の水分が蒸発して、乾燥を起こします。

  • 角質肥厚

    肌のバリア機能が低下すると、肌の角質サイクルであるターンオーバーが乱れて、肌の表皮が硬くゴワついていきます。

秋枯れ肌の特徴

あらゆるダメージにより、肌のターンオーバーが乱れるとこんな肌トラブルが生まれます。それこそが、まさに「秋枯れ肌」！

  • ニキビ

    皮脂分泌バランスが悪くなり、ニキビが出やすい

  • 毛穴のひらき

    角質肥厚を放置すると、毛穴まわりが炎症を起こし凸凹肌に

  • くすみ

    ターンオーバーが乱れ、古い角質が肌に残ることで、くすんで見える

  • 肌の赤み・かゆみ

    肌が乾燥しているので、かゆくなったり、炎症を起こして赤みが出る

  • たるみ

    真皮層の働きが弱まり、肌の弾力が低下。たるんで見える

1つでも当てはまったら秋枯れ肌!チェックリスト

今の自分の肌状態に当てはまるものにチェックしていきましょう。

  • 肌にくすみを感じる
  • 肌に赤み・かゆみがある
  • 目元・口元に小ジワができた
  • フェイスラインがたるんでいる気がする
  • 化粧ノリが悪くなった
  • 肌を触るとゴワゴワ、ザラザラしている

チェック項目が多いほど、秋枯れ肌度が高いので危険！

保湿力の高いスキンケアに切り替え、インナーケアも見直しましょう。

秋枯れ肌を促進してる！やってはいけない
生活習慣チェックリスト

当てはまる項目をチェックして、自分の状態をチェック！

食べるもの、運動、睡眠、など生活のちょっとした悪習慣が積み重なると肌のターンオーバーの乱れを起こしてしまうので気をつけて！

28日間でリセット！肌のサイクルを整えるルーティン

肌のターンオーバーは健康的な状態だと約28日で生まれ変わります。加齢や肌のダメージによって周期は遅くなり、肌の古い角質が残ったまま…。健常なサイクルに戻すためにも日々の生活を見直しましょう！

肌のサイクルを
整えるルーティン

  1. 顔の汚れをしっかり落とす

    クレンジング時はまず、ホットタオルなどで顔を温めてメイクの汚れを浮き上がらせましょう。しっかり落としつつ、肌への負担も少ないゲルタイプもしくはクリームタイプのクレンジングを選んで。

  2. 良質で十分な
    睡眠時間をとる

    十分な睡眠時間を確保すると同時に、質の良い睡眠を目指しましょう。できるなら20時以降は室内照明の色温度を低く設定し、副交感神経を優位に働かせて。

  3. ストレスを溜めない

    もっともシンプルで、もっとも難しく、だけどもっとも効果が高いのはストレスを溜めないことです。 何かと心配事も多く、時間に追われる日々ですが、そんな時こそお風呂にゆっくり浸かる・瞑想をするなどの一人時間を確保して。

  4. タンパク質・ミネラル・ビタミンを摂取

    あらゆる細胞を構成する重要な栄養素は、タンパク質。 植物性・動物性タンパク質を適度な頻度で摂取しましょう。ビタミンはとくにビタミンB群がターンオーバーをサポート。亜鉛をはじめとしたミネラルも意識的に食事やサプリメントで摂りいれて。

  5. 運動を習慣にする

    分かっていても怠りがちな運動。運動は苦しいものと思うと続かなくなるので、楽しく継続できる自分に合った運動法を探求しましょう。それでも運動が苦手な方は寝る前のストレッチやプランクから始めてみて！

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